青栁派の硯展

ブックカフェ エスパス・ビブリオ『亀治郎ギャラリー』
東京都千代田区神田駿河台1-7-10 B1F
(JR御茶ノ水橋口改札から徒歩5分)

製硯師 青栁貴史

1979年2月8日 東京都浅草生まれ。
浅草で80年続く和漢文房四宝「寶研堂」四代目。
16歳より祖父・青栁保男、父・青栁彰男に作硯を師事。
日本、中国各地の石材を用いて、各時代に対応した硯式(硯の製作様式)の硯を製作。さらに、修理・改刻・文化財の復元・復刻製作に従事している。
20代より中国大陸の作硯家との交流を経て伝統的硯式の製法研究、現地石材調査を続けている。
技術の継承だけでなく、2000年続く硯芸術の熟成を目指して新たな硯式の提案を自身の作品を通じて発表している。
一方、地球外の石(鉱物)を用いた硯製作など、硯に対して未知数の素材開拓も続けている。
社会活動として学校などでの講演を通し、日常生活における毛筆文化の復活に注力。

活動
大東文化大学文学部書道学科非常勤講師(2016 年~)
「夏目漱石」遺品の硯を修復 (2014年)
「夏目漱石」愛用硯を復刻製作 (2017年)
日本初、北海道での硯材採石、硯製作に成功 (2018年)
歌舞伎役者「4 代目市川猿之助」の硯製作(2018年)
世界初、月の石の硯化に成功(2019年)
モンベルと共同開発した「野筆セット」を発売(2019年)
著書
「製硯師」 (天来書院 / 2018年刊)
「硯の中の地球を歩く」 (左右社 / 2018年刊)
「青栁貴史の仕事~四代市川猿之助御硯製作之記~」(SUPER EDITION/2019年刊)
SNS
Instagram:製硯師オフィシャル

  • 青栁 保男

  • 青栁 彰男

書籍『製硯師』

製硯師、青栁貴史と歌舞伎役者、四代目市川猿之助。
鮮烈の出会いから4ヵ月。
永久に残るであろう市川猿之助の硯を作り上げた製硯師、青栁貴史の壮絶な仕事の日々。
その門外不出の技を撮りきった珠玉のドキュメント写真集。

限定1,000部
定価8,000円+税
展示会場にてお求めいただけます。

硯制作 青栁貴史
協力 四代目市川猿之助
撮影 齋藤芳弘
総258ページ ボックス入り
瓶入り猿之助硯石粉付
出版 スーパーエディション

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